教科書を使うコツ
教科書はどう使えば良いか?
取説を確認・熟読しよう
- 教科書の多くは冒頭部分でその意図を含めて、構成と扱っている内容、この教科書ならではの工夫などを解説することが多い。
- 構成や工夫を有効活用できるかが教科書を使えるかどうかを左右する。
教科書独自の工夫を活用しよう
- 多くの知識・情報を盛り込んだ大部な教科書ほど、各章のはじめや終わりにその章学ぶ内容や新用語・概念をまとめていたり、章末に確認問題などの学習者が知識を確認できるしかけを用意している
- これらを利用すれば、概要だけを短時間で追いかけられる
おすすめ教科書
英語の大学教科書の翻訳版
- https://opensyllabus.org/ を使って探してみよう
日本の大学教科書
- 以下が初心者にも優しくておすすめ
- 「やわらかアカデミズム」シリーズ
- 「有斐閣アルマ」シリーズ
- 「学ぶ人のために」シリーズ
教科書の使い方
事典として教科書を使う
- わからない単語や知りたい単語を索引から引いて参考にしてみる方法。
入門書として教科書を使う
- 教科書は初学者にとって必要最低限の知識がわかりやすくまとまっている。入門書として教科書は最適。###
書誌として教科書を使う
- 教科書は参考文献の情報も充実している。次読む本は何かを探す際の手がかりにもなる。
教科書を入門書として読む場合の注意点
- 教科書は全文を読み通すことが比較的難しい。
- ビジネス書などの体裁をとった入門書と違い、読者が楽しく読み通せるような仕掛けが少ないことが多い。
- 教科書を入門書として読む場合、すべて読もうと思ってはいけない。
- まずはざっと流し見て、どこが大切なのかを見極める。
- 大切なところだけしっかりと読み、それ以外の場所は読み飛ばす。ななめ読みするで良い。
参考文献: