自分と向き合うために「ゼロ秒思考」を使う
これはなに
赤羽雄二著「ゼロ秒思考」を読んだ。この記事ではその概要をざっくりまとめ、自分なりの活用方法について紹介する。
参考文献
ゼロ秒思考とは?
もやもやとした気持ちをその場で言葉にし、考えを深められるよになると、考えが進むだけではなく、どんどんスピードアップしていく。(中略)課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とそのオプションが浮かび、オプションのメリット、デメリットがすぐわかるようになる。問題の本質と全体像を抑えた確実な対策が打てるようになる。そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ
- 僕はこれを直感の論理化だと思っている。
- いつも人はいろいろなことを感じたり考えている。
- ただしその感じ方・考え方には人によって大きな差がある。
- 多くは感覚的なもので浮かんでは消えていくただの雑念になる。
- この雑念を論理的思考により下支えするとどうなるだろう。
- さまざまな事象が思考の種になり、同じような局面に接したときに瞬時に判断できるようになる。
- 普段ぼーっとしているときに浮かぶ考え方をロジックで整えるのが「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒思考を身につけるためには?
- ゼロ秒思考を身につけるためには、メモ術が有効だと述べられている。
- まずは紙に思ったことを書くことで、雑念を言語化する。
- 雑念に文字という形を与え、論理という姿に整えるのがメモ術だ。
メモ術の具体的な方法
- メモをする最初のステップは、まず考えるテーマを決める。
- そしてそのテーマにそって考えたことを書きなぐっていく。
- メモを書く際には箇条書きが有効だと述べられている。
- 箇条書きで自分の思いを綴っていけば、自然と文の構成がロジカルになるからだ。
- そして1テーマ1分以内でメモをし、10分間行う。
- これを毎日繰り返すことで、ゼロ秒思考が身につく。
自分なりの活用法
- 僕はこのメモ術を自分と向き合うために活用したい。
- 自分が普段どんな雑念が浮かぶのか、そのさいに自分はどんなことを感じているのかについて言語化できていないからだ。
- この雑念の言語化・論理化を通じて、自分と向き合い自分を動かす術を学びたい。
実施方法
- 本家のメモのやり方は、「1テーマ1分で10分間繰り返す」やり方だった。
- これは自分に合わない。
- なぜなら、自分のやりたいことは思考の深堀りであって、思考を高速化することは目的ではないから。
- 自分に合った方法にアレンジすることが必要
- 自分なりにアレンジした方法
- メモするときに、書く枚数とテーマを決める。
- その枚数とテーマをこなすことを目標にする。
- 時間制限はなし。自分のやりたいところまで思考の深堀りをする。
- まずは1日1枚・1テーマからはじめてみる。
- 普段から日誌をつける習慣があるので、その習慣のアップデートとしてメモを加える。